2025/01/05 15:36


いつものバスに乗り込み、ホテルから移動。その道中「彫刻大道」という大通りを通過しました。道沿いには石彫の工房が立ち並び、それぞれ個性のある作品が所狭しと展示?されていました。置いてるだけかも?本当にずーっと彫刻、彫刻、彫刻…。メイン会場で「曲陽石彫展」が同時開催されていたことにも納得です。


「高英坡芸術館」へ到着。ここは彫刻館と陶芸館に分かれており、まずは彫刻を鑑賞。大型でありながらも精巧な作品が多く、かなり見ごたえのある展示でした。


陶芸館では、作品の購入も可能。手作りの一品ものから量産品まで。デモンストレーションで見せていただいた作品のように、うつわの表面に模様を刻み込むものが多い。磁器(白磁)の産地なので当然「白」が目立ちますが、ちょっとだけ土もの、釉薬ものも。そして見つけたのは「嬰児枕」!(写真右上)これを買って帰ったら怒られるんだろうな~と思いつつ…。

次の目的地は、「芸術家パーク」と呼ばれる工業団地のようなところで、やきものや石彫の工房とギャラリーが集まっている場所でした。今回はそのうちの2つを訪問。最初に訪れたのは「大宋定窯」で、ギャラリーを見学させていただきました。ここでも「嬰児枕」を発見!先の場所のものとは顔の表情などが異なり、オリジナルのコピーではない何か…を感じることができました。

そして、芸術家パーク内を移動中に発見したお馴染みのキャラクター。心地よい違和感が郷愁を誘います。


「秋鴻定磁」に到着。ご挨拶もそこそこに、ここでも「刻花」のデモンストレーションを披露していただきました。今回はその後の処理や焼成までの過程なども説明していただき、使用する道具も拝見することができました。道具を見ることができると面白さが増しますね。ちょっとマニアックですが…。ここのギャラリーでも当然「嬰児枕」探し。お土産用のちっちゃいサイズを発見したのですが、写真を取り損ねてしまいました…。

続く目的地は「八号アートパーク(芸術区)」。ここは大きな建物内に工房とギャリーが同居するような施設でした。陶芸だけでなく、木工や金工などもあるそうですが、今回はその中の「銜泥坊」を訪問(写真右)。ギャラリー内で様々な作品を拝見させていただきました。ここは陶器の作品も多く、釉薬ものや焼き締めの作品もありました。伝統の白磁だけでなくいろいろな挑戦をされていることが伝わってきました。

ここで、「銜泥坊」の当代にせがまれて一筆残す備前市・𠮷村武司市長と備前焼作家の隠崎隆一さん。𠮷村市長「友好一番」(写真左)、隠﨑さん「・・・」(写真右)。その後、彫刻展示場を見学して宿へ戻り、帰路へ着くことになります。

最終日は、新幹線で北京に向かいそこで一泊、翌朝に飛行機で日本へ戻る予定だったのですが、この移動でもスムーズに進行ができるようにと手厚すぎる配慮をしていただきました。

出発が遅れたこともあって時間ギリギリに「定州駅」へ到着。そわそわするアテンドの方をしり目に、まぁまぁと言われて通されたのがまたしてもVIPルームでした。が…お話もそこそこに先を急ぎます。本当におもてなしが凄い…。最後までお見送りの方も大勢来てくださいました。

初となる中国の新幹線を味わいながら「北京西駅」に到着。中国最後の夜は陶芸家メンバーとアテンドをしてくださった皆さんさんで中華料理となりました。「北京だったら北京ダックでしょう!」ということでそちらももれなく注文(写真右奥)。今回の遠征を振り返りながら素敵なひと時となりました。

翌朝は早起きをして、北京首都国際空港へ。無時日本へと戻ってくることができました。貴重な体験の連続だった中国遠征。白磁の産地と焼き締めの産地ということもあり、技術的な交流は難しいかもしれませんが、人的な交流や作品展などで今後も親交を深めていければいいな~と感じました。そして、この経験をこれからの作陶だけでなく、ひとづくりやまちづくりにも活かしていければと思っています!
その後は、10月31日(木)に火入れを予定していた登り窯の窯詰めを急ピッチで進め、窯焚き、窯出しと続きました。海外からの参加者や見学者も多くあった2024年秋の窯焚き。大変遅くなりましたが、この様子もブログでまとめようと思いますので楽しみにしていただければと思います!
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