2025/01/05 12:24

中国・河北省保定市曲陽県で開催された「中日陶磁器文化交流活動」。怒涛の初日を終え、二日目はメイン行事となる開幕式と交流会が執り行われました。相変わらずのタイトなスケジュールで、できることも限られていましたが、しっかりと備前焼の魅力を発信できたと感じています!

開幕式は、開会宣言の後、来賓による挨拶がオンラインも交えて行われました。中国駐日大使、日本国駐華大使、京都府副知事、岡山県副知事、中日友好協会常務副会長(前・中国駐日大使)、保定市委員会書記と挨拶は続き、トリは備前市長!

合間に、ミュージカル「嬰児枕」と少年少女による武術パフォーマンスを挟み…。

曲陽県の陳江河書記(右)と備前市の𠮷村武司市長(左)が、除幕して「中日陶磁器文化交流活動」の開幕となりました。

会場では、日中の陶芸家の作品とともに、開催地・曲陽県の名産品である「定磁」と「石彫」の作品も数多く展示されていました。ゆっくり見たかったのですが、次の予定もあり、急ぎ足での鑑賞に…。

少しの間でしたが、作品の解説もさせていただきました。真ん中の方が保定市の党暁龍書記、左の方が精華大学美術学院招聘教授で、中国美術家協会陶磁芸術委員会主任で、中華文化促進会常務理事副主席の白明さん。肩書多し長し…。

昼食を挟んだ後、午後からは第二部のフォーラムがスタート。宝山窯にもお越しいただいた曲陽県・陳江河書記による開会あいさつの後、いよいよ日本メンバーの登場となりました。

先陣を切ったのは、岡山理科大学の草野圭弘教授。備前焼の発色について科学的な視点からの研究成果を発表されました。後日、発表に使った資料を解説付きでいただけたのはかなりの収穫で、次回の窯焚きはこの資料や先生のアドバイスを元に科学的なものにしようじゃないかと画策中です。先生と出会えたことは実に良かった。

そして、我々の出番。中国と備前の作家で自作の紹介などをステージ上で展開。写真は備前焼作家・隠﨑隆一さんのターン。この他備前からは、伊勢﨑創さん、木村桃山さんも登壇しました。因みに写真左が森敏彰。

発表の後は、流れ込むようにデモンストレーションに突入。事前の打ち合わせでは詳しく聞かされていませんでしたが、このタイミングなのね…という感じ。急がなければならないことだけは分かっていたので、粘土をざっくりちぎってろくろへのせて、実演開始。いつも陶芸体験の時に見本で作る徳利をハイスピードでひいてみました。いつもやってて良かった~。あとは、矢継ぎ早に質問してくる司会のおねーさんのマイクが近い…。思わず「マイク近けーな」とめっちゃちっちゃな声でこぼしてしまったのを通訳されていないのを祈るばかりです。

備前チームの後は選手交代で、京都チームがステージへ。京都からは清水焼の叶松谷さん、高橋道八さん、諏訪蘇山さんが登壇、中国の陶芸家の皆さんと交互に作品の紹介などが行われました。

そして、中国の陶芸家を代表して、龐永輝さんによる「刻花」のデモンストレーション。ここでのマイクはさほど近くない。これは「マイク近けーな」のボヤキを司会のおねーさんに気付かれてしまったということなのか…。その後、メディアインタビューがあり、そんなこんなで、ちょっとそわそわしつつも、第二部のフォーラムは無事終了となりました。



まだまだ終わらない二日目。夕食を終えたのち、歓迎パーティーへ。パーティーと言っても食事をしたり、お酒を飲んだりするのではなく、歌やダンスなどを鑑賞するものでした。どの演目も見ごたえがあって素晴らしく、おもてなしの凄さ、スケールの大きさがひしひしと伝わってきました。プログラムも日本語で準備してくださり、大変わかりやすかったです。

これで宿に戻って終わりかと思いきや、「散歩に行こう!」という謎のオファーがあり、みんなで宿近くの公園へ寄り道。陳書記や𠮷村市長も散歩に来てしまったので、あたりは公安の皆さんによる厳重警戒モードに…。

公園はライトアップされており、地域の方がランニングをしたり、ダンスをしたり、コマで遊んでいたりとそれぞれの時間を過ごされていました。これまでびっしりのスケジュールだったので、通訳の方といろいろと話す機会にもなり、のんびり公園を歩けたのも貴重な時間でした。

…で見つけてしまったバー。お店の人におまかせでおすすめを頼んだところ、出てきたのがこれ。「ゾンビカクテル」みたいなことを言ってたかな…?オレンジというかパイナップルというか、すごくトロピカルで飲みやすかったのですが、一体何が入っていたのか、翌日の午前中は頭痛に悩まされることになりました…。

そして、ようやくの二日目が終了。最終日となる三日目は、文化施設や窯元を訪ねる見学ツアーとなりました。
〈Day3〉へ続く。
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