春、夏、秋と開催してきた備前市主催の「備前焼フェア」。本年度を締めくくる「冬の備前焼フェア」が、令和４年１２月１０日（土）から令和５年１月３１日（火）まで期間、ＪＲ伊部駅周辺、市内作家・窯元・ギャラリーで開催されました。

　宝山窯では、期間中、ギャラリーの前にのぼりを立ててイベントを盛り上げました。年末年始は海外からのお客さまも多く、以前の賑わいを取り戻しつつあるようにも感じました。

　今回の目玉は、「新成人ギフト」と「福袋」。かなりお買い得なセットを準備させていただいたこともあり、期間中にすべて完売となりました。お買い上げありがとうございました！

　好評の陶芸体験では、期間中４０名以上の方にお越しいただき、嬉しいメッセージまでいただきました。なかには２回目、３回目の方も。３年目を迎えて少しずつ定着してきたように感じます。

　前回同様「備前焼福袋」抽選応募券も配布。期間終了を待たずして、すべて配り終えてしまいましたので、以降は、備前焼小品をプレゼントさせていただきました。抽選で当たるかも、という宝山窯の福袋作品は、写真の楕円鉢（大）２点とビアマグ２点のセットになります。お買い物や陶芸体験をしてくださった方は、是非ご応募ください。

　また、この期間は直前の１週間を含めると、角窯（薪窯）２回、ガス窯２回、電気窯１回の窯焚きを行うという異例の事態となりました。その後の窯出し、手入れ、発送作業までを含めると、なかなかハードな期間となり、クリスマスもお正月休みも当然のように…。

　勢いついでに、中国へ向けてのライブ配信も、期間中に２度実施。作品の紹介だけでなく、窯焚きの様子も配信させていただきました。

　さらに、１月３日（火）には、メタバース空間に作成した宝山窯のギャラリースペースにおいてイベントも開催。いろいろと大変なことになっていますが、メタバース云々の話は、後日、改めて紹介したいと思います。

　そんなこんなの「備前焼フェア」。回を重ねるごとに参加店舗も増えています。来年度も開催されるそうで、どのような仕掛けが盛り込まれるのか、今から大変楽しみです。宝山窯でも皆さまに備前焼を満喫していただけるよう、さまざまな企画を準備しようと思います。ぜひとも楽しみにしていただければと思います！