2026/09/24 23:01

1月28日(水)から31日(土)までの4日間、一部屋だけの薪窯である角窯(かくがま)の窯焚きを行いました。横浜髙島屋での作陶展と窯詰めの期間が重なってしまい、横浜と備前を行ったり来たりの状況となりましたが、何とか予定通りに火を入れることができました。

火入れを行ったのは、スペインからやって来たPatiさん。海外からの受け入れを始めるきっかけとなった2024年春の窯焚きに参加してくれたNuriaさんのお友達ということで、作品の制作から窯焚きの最後まで参加の予定でしたが、帰りの飛行機の時間を勘違いしていたようで、窯の上りを見ることなくまさかの途中離脱となってしまいました…。窯焚きが予定より長引いてしまっただけに申し訳ない思いでいっぱいです。


窯焚きの前半に参加してくれたのは、フランスからお越しのEmilieさん(上)とMathildeさん(下)。薪窯での経験も豊富なようで、慣れた手つきで薪をくべてくれました。バタバタの状態での窯焚き開始だったので、工房の片付けや窯場の設営が整っていなかったこともあり、二人に火の番をお任せして作業を進めさせていただきました。大変助かりました。

Kittyさん(アメリカ)は、28日(水)と29日(木)の二日間、ワークショップ(作品制作)でお越しいただきましたが、「折角なので、窯焚きもどうですか?」とお誘いしたところ、是非ともということで参加してくださいました。短い時間ではありましたが、作品制作と合わせて備前焼の神髄を体感していただけたかと思います。

アメリカからやって来たNathanさんは、宝山窯でのお仕事を手伝ってくれている金山ソフィさんのお友達。大変明るい性格で、窯場を盛り上げてくれました。その後、備前陶芸センターに通うことになり、宝山窯の登り窯の窯焚き(春)にも参加してくれました。さらには、秋にもやって来る予定で、どんどんと経験値を高めています。

窯焚き終盤に滑り込んだDheernaさんはイギリス出身で、現在は神奈川在住。先の作陶展にもお越しくださり、「窯焚きにも行こうかな~」と言っていたのが、本当にやって来ることになりました。もとは神奈川で飲食店をやっている友人の紹介で作品制作にやって来たのですが、今では、ご自宅の一室に作陶スペースを設けて日々励んでいらっしゃいます。窯焚きは今回が初だったようですが、何でも挑戦しようという姿勢で頑張ってくださいました。

安定感の増す宝山窯メンバー。16時から24時担当の金山ソフィさん(左)、0時から8時の篠崎英人さん(中央)、そこからバトンを引き継ぐ稲井文代さん(右)。3人とも英語が堪能なので、海外メンバーとのやりとりも大変スムーズに進みました。

肝心の窯焚きは、昨年7月に続き、またしても予定より時間がかかってしまいましたが、けが人やヤケドをする人もなく、無事に終えることができました。

窯出しは、2月6日(金)から徐々に進めていきました。実験的に行った青備前の棚や引出も上々の出来栄えで、登り窯よりも角窯の方がコントロールが難しいな〜という印象は拭えないのですが、いろいろとテストもできて、次の窯焚きが待ち遠しくなっています。
なお、今回の窯焚きに関わる作業の様子は、森敏彰のInstagramのリール動画で紹介していますので、ご覧いただければ幸いです。
オンラインショップ「hozangama lab.+」
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