2026/09/23 22:50

2023年から始まり、今年で3回目となった登り窯”秋”の窯焚き。フランスからのツアーをお迎えする関係で少し遅めの11月19日(水)から27日(木)までの9日間で行いました。回を追うごとに海外からの参加者が増える中、今回は何と8名が参加!窯場も大いに盛り上がりました。今回のブログではお手伝いをしてくれた仲間たちを紹介しながら窯焚きを振り返りたいと思います。

最初に紹介するのは、Felixさん(フランス)。しょっぱなに新幹線を乗り間違えるというハプニングを乗り越え、備前焼まつり前の10月15日(水)に備前へ。神楽坂での茶会にも参加してくれ、12月13日(土)までの間、いろいろな面でサポートをしてくれました。窯焚きでは、メンバーを代表して最初の火入れを担当🔥持ち前の探求心からくる質問攻めや、大事な場面で寝坊するという珍事も巻き起こしましたが、憎めないキャラクターでチームを盛り上げてくれました。

イスラエルで30年以上のキャリアを持つSimoneさん。備前へ来る前に浅草のイベントでニアミスしていたという事実が発覚👀。11月3日(月)から12月10日(水)までの滞在では、作業の傍ら、落ち着いた雰囲気でチームをまとめてくれました。窯焚きの姿勢にも安定感。マシュマロを焼く姿にも安定感です。「あなたはイスラエルで人気だから、いつでもおいで。私の家の子どもの部屋を片付けるから泊まると良いよ。」と言ってくださいましたが…。世界平和を願うばかりです。

UAEのドバイで活動するAnnaさん(ギリシャ)。小さいお子さんがいるので長期滞在は難しいという理由から、窯焚き直前の11月14日(金)から宝山窯へ。5日間という短い期間ながら、急ピッチで作品を制作し、窯詰め、窯焚きへ。窯焚き終了翌日の11月28日(金)には備前を離れるという弾丸スケジュールでした。茶道に興味があるということで、お抹茶を振舞ってくれ、帰国後は宝山窯から持ち帰った割れた作品を使って金継ぎにも挑戦されていました。

ドイツで活動するAdelaさん(チェコ)。11月に入り、窯焚きまでの間は、平日は備前陶芸センターで1ヶ月コースを受講しながら、週末には宝山窯で粘土づくりなどのお手伝いをしてくれました。窯焚きは、センターでの制作が終わった後の夕方から。ともにセンターで制作していたAnkieさん(香港)、Eszterさん(ハンガリー)にも紹介をしてくれ、急遽、窯焚きの仲間が増えることとなりました。12月9日(火)までの滞在で、窯出しにも参加してくれました。

アメリカ、ニューヨークからお越しのVincentさん。Annaさん(ギリシャ)以上の弾丸スケジュールでの参加でした。宝山窯に到着したのは火入れ前日の11月18日(水)。ほぼ徹夜で作品を制作し、窯詰め、窯焚きへ。窯焚きではとても丁寧な仕事ぶりで、すべてにおいて安定した活躍を見せてくれました。帰国の予定は、これまた弾丸の窯出し当日となる12月6日(土)。最後までバタバタでしたが、また来るということを言い残して去っていきました。(そして、本当にまた来てくれることにもなり…。)

陶芸センターの1カ月コースに通っていたAnkieさん(香港)。植物を編み込むことで作品を生み出すアーティストでもあります。センターが終わった後に宝山窯で窯焚きを手伝ってくれました。自分が喉を痛めたときにはみかんを使った漢方的なお茶を作ってくれたり、メンバーの健康を心配しておすすめのマスクを紹介してくれたりもしました。何をするにも健康第一とのことで、今でもおすすめのマスクは切らさないように常備しています。

デンマークの大学に通っていたEszterさん(ハンガリー)。彼女も備前陶芸センターの1カ月コース組です。宿泊場所との兼ね合いもあり、長い時間の滞在や毎日の参加とはなりませんでしたが、センターが終わった後に駆けつけてくれました。帰国後は、少しずつ作陶もスタートしているようで、備前での経験を存分に生かしてもらえればと思っています。

本当は窯焚きに参加するはずではなかったSianaさん(フランス)。作家仲間でもある森大雅さんの工房で制作のサポートなどをされており、たまたま休みとなった日に見学で宝山窯に来ていたのですが、深夜のシフト(0時~8時)に入っているFelixさん(フランス)が時間になってもやって来ず、まさかの音信不通。急遽シフトに入ってもらうことをお願いしたところ、快く引き受けて下さり、彼の穴を埋めるどころかそれ以上の活躍をしてくださいました。その節は本当にありがとうございました。

もちろん、宝山窯メンバーも健在。今回は、金山ソフィさん(左上)、篠崎英人さん(右上)、稲井文代さん(左下)、そして森敏彰(右下)のチーム編成。海外メンバーの増加に伴い、活躍の場は少なくなっていますが、監督の立ち位置で要所を締めていきました。

Yannさん(写真左上)率いるフランスツアー組も11月24日(土)に宝山窯へ。陶芸家の集まりとあって質問も具体的に。またこの中のメンバーの一人が、改めて宝山窯へ来てくれることにもなりました。また、この訪問の裏では備前市美術館・茶室での創作茶会「Foc i Forma(フォク・イ・フォルマ/「火」と「形」)」も開催となり、窯焚きメンバーにも参加してもらいました。

ゴールデンウィークほどは忙しくないだろうと思っていましたが、結果的にはいろいろとあった今回の窯焚き。大きなトラブルもなく、予定通り11月27日(木)のお昼に終了となりました。窯焚きの様子は、森敏彰のInstagramにおいて動画にまとめていますので、メンバーの活躍を是非ともご覧いただければと思います。

そして、窯焚きが終わったその日の夜は、打ち上げを工房で開催。普段はテイクアウトをやっていないとあるお店のご好意のおかげで、話題の尽きないお魚メニューをお腹いっぱい堪能させていただきました。海外からのメンバーも初挑戦の連続だったようで、すごく喜んでくれました。

待ちに待った窯出しは、12月6日(土)の9時よりスタート!窯焚きでも活躍してくれた海外メンバーを中心に作業も大変はかどりました。窯出しの様子も森敏彰のInstagramにまとめていますのでご覧いただければ幸いです。

また、Felixさん(フランス)とSimoneさん(イスラエル)の作品はギャラリーで展示もしていますので、お手に取ってご覧いただければと思います!
窯焚きを通じ、海外の仲間たちが次々と増えています。次の窯焚きではどんな仲間たちに会えるのか?大変楽しみです!
オンラインショップ「hozangama lab.+」
Instagram「備前焼窯元 宝山窯 Bizen Pottery Hozangama」
Facebook「備前焼窯元宝山窯 Bizen Pottery Hozangama」
