2026/01/01 19:43

 京都・南宇治中学校の3年生が修学旅行で備前市に来てくれるようになって5年目。今年は56名が6月3日
(火)から5日(木)までの3日間で、さまざまな体験をしてくれました。

 修学旅行の舞台は、備前市日生町。アクティビティは、備前焼体験のほかにも、アマモの流れ藻回収やカキの養殖見学、シーカヤック体験、頭島散策など盛りだくさんでした。

 備前焼体験の会場は、日生町漁業協同組合 頭島支所。前日準備では、何もないホールにビニールシートを敷き詰め、電動ろくろやイスなどを配置して、特設スタジオを仕上げました。また今回は土づくりにも挑戦ということで、道具もしっかりと揃えさせていただきました!

 備前焼体験は、6月3日(火)と4日(水)の2日間で実施。3つの組それぞれが、土づくりから成形までを一気に学ぶことができるようにひと工夫し、説明もそこそこにしっかりと備前の土に触れてもらいました。

 いざ、制作開始!

 素敵なうつわが出来上がりました!

 土づくりは原土を砕くところから。細かく砕いた原土をふるいにかけ、水と混ぜて粘土にしていきます。

 出来上がった粘土を使って、小皿制作。ろくろで作ったものとはまた一味違った作品に仕上がりました!

 今回は初となる土づくりも加わり、進行面での心配もありましたが、備前市の職員の方々や仲間たちのサポートもあり、準備から当日の運営まで、トラブルもなく順調に進めることができました!生徒の皆さんにも楽しんでいただけたようで、備前ならではの学びの場を提供できたのではないかと思っています。

 その後、作品は工房へ持ち帰って仕上げ作業を行いました。乾燥時や焼成時に割れるようなことがないよう一点一点丁寧に進め、仕上げ後はゆっくりと乾燥させ、窯焚きまでの間、大切に保管しました。

 今回の焼成で使用するのは、一部屋だけの「角窯(かくがま)」という薪窯で、7月に入ってから窯詰めを行い、窯焚きは、7月18日(金)から21日(月)までの4日間行いました。

 窯焚きの際には、中学校から先生もお見えになり、実際に窯へ薪をくべる作業も手伝っていただきました。
(Instagram 窯焚きの様子

 先生方からは生徒たちが書いてくれた寄せ書きもいただきました!心のこもったメッセージをありがとうございました!

 窯焚きが終わると窯を自然冷却させ、7月27日(日)に待ちに待った窯出しとなりました。窯の中の作品は灰が掛かっていたり、表面がざらざらしていたりするので、サンドペーパーや砥石を使って一点一点きれいに磨いていきます。
(Instagram 窯出しの様子

 磨いた後は水洗いをして乾燥。この後、丁寧に梱包して、中学校へ送付させていただきました。
 これらの作品は9月に開催された文化祭で展示されたそうで、多くの来場者にもご覧いただけたとのことです。その後、ようやく生徒たちの手に渡ったとのことで、思い出と一緒に大切に使ってもらえれば嬉しいな~と思っています。

 さらには、2026年2月5日(木)には、今回作品を制作してくれた3年生に向けて、備前焼ができるまでについて、2年生に向けては備前焼のお仕事についてのお話を中学校に伺ってさせていただくことになりました。3年生のみんなとは久々の再開、2年生とは初めましてになりますが、今から大変楽しみです!



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